遺跡発掘師は笑わない まだれいなの十字架 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2015年8月22日発売)
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シリーズ3「まだれいなの十字架」

島原半島の各地にのはキリシタン墓碑が100あまりあるそうだ。
「まだれいな」はクリスチャンネーム。
「まだれいな」「マダレイナ」「マグダレナ」
「マリヤ・マグダレナ」「マグダラのマリア」。
ダーティなイエズス会。天正遣欧少年使節。
ちなみに第266代ローマ教皇フランシスコは
史上初のイエズス会出身のローマ教皇である。
島原・天草一揆。天草四郎。
2018年6月30日世界遺産登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の原城跡。

昭和天皇が戦争終結時に備え、バチカンの影響力と仲介外交を期待したという「昭和天皇実録」の要素も入っている。
ローマ教皇といい、バチカンといい、
今年読んだからか、なおさら面白く感じた。
島原へ行きたくなった。
シリーズに以上に読みごたえがあった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2019年12月23日
読了日 : 2019年12月22日
本棚登録日 : 2019年12月18日

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