最終章を読んで人前でウルウルしてしまい、みっともなかった。しっとりとした雨の中、疾走して行く夜行バスが目に浮かぶようでした。誰かの歌じゃないけれど、「男もつらいけれど、女もつらいのよ」って感じ。登場人物みんなが古傷を負っているが、時を経てお互いを理解できるようになり、労り合う。そして長い夜のトンネルを抜け、それぞれの道へ解き放たれて行く夜行バスの物語。ジ〜ンくる良い話しでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年10月23日
- 読了日 : 2014年10月23日
- 本棚登録日 : 2014年10月23日
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