仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方

著者 :
  • 日本実業出版社 (2018年12月13日発売)
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仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方
著:伊庭 正康

「ディスラプション」とは、今までのルールを壊し、新しい常識をつくることを指す言葉である。効率を追求することは、「小さなディスラプション」の繰り返しである。

仕事において、「小さなディスラプション」が、段取り良くスマートに仕事をこなし、かつ結果を出し続ける人になるためのパスポートである。いうなれば、「当たり前を疑い、新しいルールを作る」くらいのつもりで仕事を楽しむような感じである。

本書の構成は以下の5章から構成されている。
①徹底的にムラ・ムリ・ムダを省く
②段取り力がアップする「逆算型」スケジューリング
③段取りがうまい人の「やり取り」の仕方
④資料・メール作成の時間を圧縮させる
⑤打ち合わせ・会議を半分の時間で済ませるポイント

料理は愛情。仕事は段取り。聞いたか聞いてないか、古から使いたおされたフレーズ。どちらもその通りであり、うまいこと言うた感のあるお言葉である。

確かに仕事は段取りであり、仕事は逆算であり、仕事は前倒しでもあり、もしかしたら仕事は愛情なのかもしれない。仕事の後にくるものは答えはない。捉え方で色々と変わる。人それぞれで工夫により何にでも当てはまる。

とりあえず本書で基本を押さえつつ仕事は段取りと愛情を持って取り組んでいきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事術
感想投稿日 : 2022年3月10日
読了日 : 2022年3月10日
本棚登録日 : 2022年3月10日

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