結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる
著:伊庭 正康
「しつこさ」には圧倒的なパワーがある。
ただ、あまりにも当たり前で、きわめてシンプルなことであるため、わざわざ注目されることもなく、見過ごされがちである。「しつこさ」をもやっとした言葉のイメージではなく、「スキル」の一つとして捉えすべきである。
本書では、たとえ意志が弱くても、特別な才能や技術がなくても、ちょっとした工夫と、想像力を膨らませるだけで、誰でも「しつこく」なれる方法を以下の7章により紹介している。
①人生の人生は、しつこさで9割決まる
②しつこく続けられる人の特徴
③「面倒」なことでも楽に続けられる習慣化のやり方
④「しつこく」なるための心の持ち方
⑤スランプ・挫折の打開策
⑥弱気になったときのメンタル克服術
⑦人に嫌われないしつこさ、人を動かすしつこさを身につける
「しつこさ」と「努力」は似ている。そして共通点として「良い」しつこさと「悪い」しつこさというように、良い悪いがあり、どちらも相手のことを思うことや、真の目的を理解しないとそれは褒められるものではなく、簡単に迷惑をかけるものに成り下がってしまう。
目的を持ち、相手を考え、自分にも負担を掛けないように、簡単に続ける仕組みを持ち、しっかりと信念を持ってやり抜くことで辿り着ける。
尖りを持たせ、冒険心溢れる「しつこい」を他人軸を持って継続させる。良いしつこさ、良い努力を自分の当たり前へと昇華させていきたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
思考法
- 感想投稿日 : 2022年1月3日
- 読了日 : 2022年1月3日
- 本棚登録日 : 2022年1月3日
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