ハングルの誕生 音から文字を創る (平凡社新書 523)

著者 :
  • 平凡社 (2010年5月15日発売)
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▼福島大学附属図書館の貸出状況
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朝鮮王朝世宗25年(1443),朝鮮語を表記するための文字「訓民正音」が創製されました。「訓民正音」は,その後「諺文,正音,反切,国文」など多くの別称が与えられています。そして,1913年頃から現在の名称「ハングル」が使用されるようになりました。ハングルはいつ,どこで,誰が,何のために創ったか,はっきりとわかる希な文字です。また,ハングルは科学的・合理的で,体系の整った文字だと言われています。本書には,ハングルの誕生過程および特徴だけでなく,日中朝の漢字文化についても多くの紹介があります。ハングルのこと,ひいて東アジアの漢字文化に興味のある人にとっては恰好の資料です。

(推薦者:経済経営学類 金 敬雄先生)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2010図書館運営委員会推薦図書
感想投稿日 : 2024年2月2日
本棚登録日 : 2024年2月1日

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