出だしがいきなり昔の日暮里・谷中の風景から始まる。そして実際の俳人の話しなども出しながら、落語の話、幇間の話などもちらちらと出てくる。これは落語好きならば読んで不満を覚えることなどない本だと思う。
年頃の女性が3人も登場するとあって、うるさくなりがちな恋愛話なども少々出てくる。だけど本作品の中ではうるさく独善的な恋愛談義が行われることもなかった。
5点でなくて4点なのはよくわからない俳句がいくつかあったから。不勉強ゆえにどうせ後で赤面することになるのだろうけれど、今、現在の段階で「わからない」と感じたものがいくつかあったことを記憶に留めるために敢えてマイナスにしておいた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 読了日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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