岸和田だんじり青春グラフィティー、はじめて読みました。こんなに1年中熱中できる「だんじり」っていいね。主人公が最初は人付き合いが苦手だったのが中之濱(なかんば)にやってきて、青年団に無理やり入らされて、だんだんとだんじりの魅力にはまっていく姿や、中之濱の人達との交流は読んでいてほんと楽しかった。七海のことは、ちょっとドラマ的な設定だったけど、なかなか切ない青春って感じでよかったです。岸和田のカレンダーはだんじりから始まるってのは笑えた。「おるけ!」「いこけ!」そんな言葉と共に人の家にずかずかと入ってくるやつらが近所にいる主人公がうらやましく思いました。読んでいて元気になる本です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
中場 利一
- 感想投稿日 : 2011年7月25日
- 読了日 : 2011年7月25日
- 本棚登録日 : 2011年7月25日
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