AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2015年3月19日発売)
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本棚登録 : 1166
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AIという言葉だけがどんどん広まりに、なんとなくわかったような、なんとなく置いていかれたような気分を友人に話したら勧められた新書です。なるほどAIの歴史と現状がコンパクトに把握出来たような気をなりました。「ベイズ確率」や「フレーム問題」など知らなかったこともいっぱい。AIを現代の錬金術のマジックワードとしての思考停止的過大評価過小評価からは逃れることは出来たかも。ただグーグルとかアマゾンなどの情報産業の見ている世界に改めて恐怖感も感じたりしました。ニューラルネットのディープラーニングという昔から構想はあってもなかなか実現出来なかった技術がここに来て一気に加速して、われわれ人間は「人間とは何か」をディープに学ばなければならなくなっています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月20日
読了日 : 2017年3月20日
本棚登録日 : 2016年10月6日

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