六本指のゴルトベルク

  • 岩波書店 (2009年2月24日発売)
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本棚登録 : 68
感想 : 11
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 中公文庫として発刊されているのだが、なぜか検索でひっかからなかったので、こちらにて。
 青柳氏の音楽エッセイもだいぶ読みなれて、知識も少し多くなり、より面白く読めるようになった。ネタが濃いことがわかり、再度所有本を読みたいところ。本書でも多くの小説、映画から楽曲を関連ネタをつなぎ、分析?。なるほどと唸ること多いのは、言葉が良いからだろう。ピアノもそうだろうが、芸術系の説明は難しいためか、ニュアンスが伝わりにくい。先生の言っていることがわからん。しかし、氏の文章は何となくではある場合もあるが、すっと入ってくる(イメージ可能)。これは凄いことと思う。ドビュッシーが専門とのことなので、まさにドビだけに集中した、類書も読みたい(発刊されたようですが)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ等
感想投稿日 : 2013年4月30日
読了日 : 2013年4月30日
本棚登録日 : 2013年4月30日

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