黄金=キンが日本史の根幹に関わっている、というのが趣旨だと思うが、書き方が掻い摘まんでいるので大雑把な日本史の流れの中でキンにまつわるエピソード紹介に止まり、つながりや必然性に欠け、説得力がない。
しかし、江戸幕末から二次大戦まではキンの重要性や原因・結果が明確で面白い。ここだけは読み甲斐があって、あとは要らない。半分過ぎから8割過ぎまでで、全体の3-4割ぐらいは有意義。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年7月4日
- 読了日 : 2013年7月4日
- 本棚登録日 : 2013年7月4日
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