黄金の日本史 (新潮新書 471)

著者 :
  • 新潮社 (2012年5月1日発売)
3.41
  • (5)
  • (6)
  • (18)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 130
感想 : 18
3

黄金=キンが日本史の根幹に関わっている、というのが趣旨だと思うが、書き方が掻い摘まんでいるので大雑把な日本史の流れの中でキンにまつわるエピソード紹介に止まり、つながりや必然性に欠け、説得力がない。
しかし、江戸幕末から二次大戦まではキンの重要性や原因・結果が明確で面白い。ここだけは読み甲斐があって、あとは要らない。半分過ぎから8割過ぎまでで、全体の3-4割ぐらいは有意義。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年7月4日
読了日 : 2013年7月4日
本棚登録日 : 2013年7月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする