続編と知らずに手にとるも、十分楽しめた。著者は拝み屋であり、その体験談に基づいている(という設定?)。養豚業を営む家に島から嫁いだ女性とその家をめぐる因果な話「母様の家」。花嫁が3年以内に死ぬ「花嫁の家」。主人公は20代前半と思われる若い男性。手に負えないことは引き受けるなと先輩から忠告されるが、依頼者の助けを拒むこともできない。結局、その先輩が手を貸してくれるが…胸糞悪さや理不尽さ、ほっとするような場面もあり、読み応えはたっぷりあった。これがフィクションでないなら、本当に怖い…一番怖いのは人間ってことになる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説:ホラー・オカルト等
- 感想投稿日 : 2021年7月20日
- 読了日 : 2021年7月20日
- 本棚登録日 : 2021年7月20日
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