やってみなはれ 芳醇な樽 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1991年9月25日発売)
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感想 : 2
4

サントリーの 原点を知る上では
非常に参考となる。
商売の方法が 矢張り違う。
鳥井信治郎は とにかく、突き出ていた。
なにかをしないと 気がすまない。

鳥井信治郎は 明治12年(1879年)1月30日生まれ。

臭覚と味覚に特徴があった。
ブレンド技術に 秀でていたようだ。

ワインを持ち込んでも 日本人には
酸っぱくて 渋いものだった。
日本人に会う ワインづくりに 力を入れた。

歯磨き ビールも 作ったが。
それをウイスキーのために 切り離し 売ってしまう。
経営の決断がきちんとできる人だった。

佐治家とどうなっているのかが 良くわからなかった
が 次男の敬三が養子縁組したんですね。

戦争で山崎が空襲をうけなかったことが、
大きいんですね。

それにしても 軍に取り入り 戦争で負けたら
進駐軍に取り入る。まさに ウイスキーのために
なんでもできる人やった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 〈食〉
感想投稿日 : 2015年1月15日
読了日 : 2015年1月15日
本棚登録日 : 2015年1月15日

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