代行返上

著者 :
  • 小学館 (2004年2月1日発売)
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代行返上 幸田真音(著)

年金制度の改正になり、
企業は、年金に対して、代行を返上できるようになった。
企業年金は、株などで運用している。
代行返上する際に、株を放出することで、
株式は、暴落する。

五稜信託銀行の年金運用する河野課長は、
代行返上についてのアドバイスを、していた。

外資系ヘッジファンドのリョウは、
インサイダーまがいの仕事をして、資金の運用をしていた。
河野と、リョウは、高校生の同級生だった。
河野は、その時、カンニングの摘発に協力した。
それで、リョウは、高校に登校しなくなった。
河野は、優秀なのだが、正義感も強い。

リョウは、日本を暴落させようと企むが。
年金の資金は、それほど大きな影響を与えるのだろうか。
しかし、社会保険の国の杜撰な管理は、暴かれている。

年金を理解するには、いい作品だ。
でも、ストーリーは、単純すぎる。
年金のからくり、解説書。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 金融/銀行
感想投稿日 : 2014年1月9日
読了日 : 2014年1月9日
本棚登録日 : 2014年1月9日

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