新装版 鬼平犯科帳 (2) (文春文庫) (文春文庫 い 4-53)

著者 :
  • 文藝春秋 (2000年4月7日発売)
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感想 : 66
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鬼平の勘ばたらきが、事件を見通す。
不自然なわずかな目の動きを見逃さない。
大盗と呼ばれていても、スルスルと手繰り寄せる。
鬼平の手練手管は、尋常ではない。
イヌがよく活躍して、シッポをつかんだら最後。

いろは茶屋で溺れる木村忠吾は、何とも言えない若さがある。
お松にほれて、その後、お雪にも惚れる。
乳首がちじれているとは、どんな風なんだろう。

女スリ お富のスリとしての快感。
それが、身を滅ぼす。
何と言っても、葵小僧がすごい盗賊だ。
というより、妖怪ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史物
感想投稿日 : 2013年3月8日
読了日 : 2013年3月8日
本棚登録日 : 2013年3月8日

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