8つの短編でありながら、姫川にスポットをあてて
姫川が どんな思いで、仕事をしているのかが
鮮明に あぶり出されていく。
自分の体験からくる使命感。
独特の勘からくる追求からうまれるあらたな犯人。
組織になじまない行動。
若いのに リーダーとしてまとめようとする。
姫川を評価して、認めている上司。
姫川を毛嫌いしている人たち。
井岡の玲子ちゃん口撃。
チームワークとしての 姫川班。
菊田が登場して、「主任は、俺が、守りますから」といいながら、
実は 結婚している。
犯罪が 実に現代的で、孤独である。
闇の色がはなつ せつなさ。なんという母親。
母親を思いながらも 母親殺しまでしようとする子供。
本屋のなかにあるカフェでの 姫川の集中力とその途切れ方。
ここの姫川の可愛さは なんとも言えないほど,すばらしい。
姫川のニンゲンである動物の生き様が映し出される。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
警察/司法
- 感想投稿日 : 2017年8月26日
- 読了日 : 2017年8月26日
- 本棚登録日 : 2017年8月26日
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