真の花を咲かす・・それが感動を呼ぶ。
副題 「伝わらなければ意味がない。」
日本は、本では、元気がいいぞ。
「この1週間に、感動することがありましたか?」
と最初から、かなりインパクトのつよい 質問が・・・
そうだね。あんまり感動してないなぁ。
平野さんは、
「感動の作り方」
「感動の売り方」を解き明かそうとしている。
そして、
「伝わらなければ、どんないい商品も、
それはお客さんにとって存在しない」
「伝わらなければ、
どんなに愛情があっても、それは存在しない。」
・・・伝わらなければ、意味がない・・・
まったくそうだ・・・
自分でいいと思っていても、
愛していても、伝わらなければ・・・
平野氏は、ドラマティックマケーティングを提唱する・・
「戦略」のかわりに「脚本(シナリオ)」
「戦術」のかわりに「演出」
「戦闘」のかわりに「表現力」という・・・
クラウゼビッツの「戦争論」から来た用語が、
じつに明快に置き換えられている。
ふーむ。
ことばの言い方を変えるだけで、
こんなにもイメージが変わるのか?
「思いも寄らぬ」
「思いがけない」時に、感動は巻き起こる・・・
お互いに共鳴しあい、心がつながっているときに・・
共感がおこり、信頼の架け橋(ラ・ポール)ができる
そして、重要なことは、
「真実の芸から生まれ出る花、真(まこと)の花」
感動をひきおこすには、
自分のなかにあるまことの花をさかせること・・・
これは、テクニックの問題ではなく、
あくまでも自分の心の問題・・・
みんなを
「ホントに楽しんでもらうために、自分がある」
感動の渦の中心は、自分という存在なんだ・・・
・・・・あぁ。今日は、ひきづりこまれた・・
自分が感動のドラマを作り出していく主役なんだ・・・
と思わせる、筆力。
今日も、また いい本にであった・・・
ありがとう。「感動」の本を読んで、感動してしまった・・・
これが、大切なんだね・・・
- 感想投稿日 : 2013年1月13日
- 読了日 : 2013年1月13日
- 本棚登録日 : 2013年1月13日
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