桃太郎の物語を芥川龍之介が書いた。それを漫画にする。
大きな桃の木の桃に、赤ん坊のいる桃が生まれた。それを、八咫烏が川に落とした。そして、川でどんぶらこと流れた桃は、おばあちゃんに拾われた。
桃太郎となって、鬼ヶ島に退治に行く。
鬼たちは平和な日々を送っていたが、桃太郎の登場で次ぎ次に殺されていく。
鬼の代表者が、なにか悪いことでもしたのでしょうか?と聞くが、
桃太郎はなにも答えることができなかった。
それでも、桃太郎は鬼退治したのだ。めでたし、めでたし。
鬼退治の理由が不鮮明。宝物があると言って強奪する。桃太郎が正義になって、鬼が悪になってるという単純な物語に、芥川龍之介がもの言いをしてる。
既成概念にとらわれるなということかな。『桃太郎』芥川龍之介(著)を、青空文庫で読む。マンガは忠実に構成されていた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アニメ/マンガ
- 感想投稿日 : 2023年12月24日
- 読了日 : 2023年12月24日
- 本棚登録日 : 2023年12月24日
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