転校してきたばかりで友達のいないエリザベスは、自分は魔女だという風変わりな少女ジェニファと出逢い、魔女になるための秘密の約束をするのだった。
女の子同士のやり取りが、何とも微笑ましい。仲のいい子との関係もそうだし、気の合わない子とのやり取りの微妙なバランスの取り方も実に現代的なんですね。そう言いつつ、40年以上前の作品なのですが。
自分のことを魔女だと言い、そのことでアイデンティティを保っているジェニファと、そんなジェニファのミステリアスな部分に惹かれているエリザベス。どちらに感情移入をするかによって読後感は変わるかも。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月13日
- 読了日 : 2012年3月13日
- 本棚登録日 : 2011年4月7日
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