ロシア宇宙開発史: 気球からヴォストークまで

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  • 東京大学出版会 (2012年2月25日発売)
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感想 : 2
3

外装や前書きはファンシーなんだけど、内容はずっと硬い。史実を細かく追ってるのでエンターテイメント性はあまりないかも。というか、前書きの最初の一節は小説としても良く出来てるってレベルで感心。

気球からしばらく夢想する時代が続いて、その後は結局2次大戦に向けたドイツの研究が本格的なロケットへの礎となっている。ロシアもアメリカも戦後のドイツから回収した技術を元に宇宙開拓をしているという事実は知らなかった。凄いなドイツ。
しかし、人工衛星やロケット。本当に半世紀しか歴史ないんだなぁ、という驚きと、当時のおもちゃみたいなコンピュータで太陽系に衛星を飛ばした根性に改めて感心。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読み物
感想投稿日 : 2014年10月20日
読了日 : 2014年10月20日
本棚登録日 : 2014年10月17日

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