これからの時代は戦闘力より感動力。戦闘力は競合を蹴落とし限られたパイを奪うことを前提とした能力。一方感動力とはお客様に感動を与えるために皆で協力・共生をすることで、パイを広げることを前提とした能力。日本のように人口減、縮小均衡に陥った市場においては、「感動力」がますます重要になる。では、感動力はどうすれば身に付くのか・・・を記載した一冊。
●感動の方程式
「期待>>現実⇒怒り」「期待>現実⇒不満」「期待=現実⇒満足」「期待<現実⇒感動」「期待<<現実⇒感謝」
●何かの話をに持っていくときに、比喩ストーリーを使って興味を喚起するのは非常に効果的。「なぜ固定電話は玄関先に置かれていたかご存知ですか?」「初めて置いた人が玄関に置いたから」「初めて持った家には、多くの人が電話を見に来たため、直ぐに見せれるように玄関先に置いた」「その後、玄関先に置くのが浸透していった」「実際には不便なのに、このように当たり前で気づかなくなってしまっていることって案外多いんです」「例えば・・・」。
●まず自分の想いありき。その想いを自分から発信することが大事。その上で、相手の想いにも思いを寄せて微調整を行う。一方的な思いの押し付けは、トラブルの元。また、自分がどうしたいかという想いを無しに、相手の想いばかりを受け取ろうとすると、バランスを崩す。卑屈になる。
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- 感想投稿日 : 2015年2月10日
- 読了日 : 2015年2月9日
- 本棚登録日 : 2015年2月9日
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