シャッター通りの死にぞこない

著者 :
  • 双葉社 (2012年3月21日発売)
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感想 : 31
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闇金の社長に殺されかけ、必死の思いで三千万と一緒に逃げ出した偽名、影山清。

逃走した先のさびれた街、子鹿商店街は
開発寸前をどうにか免れているがもはや時間の問題だった。

影山は子鹿商店街でなくした三千万と引き換えに
商店街を活性化することに翻弄する。

ヤクザだったアサカツ。
居候先のたわら食堂の賢吾。
ニューかさごのマリアとサンディ。
精肉店の双子。会長のネギ爺。
開発に賛成派で裏で取引してきたタヌキと息子の淳平。

神社の切り株に姿をあらわした狐の模様。
アサカツによって賭博場と風俗街にされそうになる寸前。
闇金社長に見つかってしまい、命の危機をむかえる影山。

個性派ぞろいの落ちぶれた商店街での
ドタバタ喜劇。

とんだ茶番。悪くないよ~。
商店街はとくに盛り上がったのかは微妙だけど
映像化したら面白そう。

下品な言い回しが癖になる悪ふざけの一冊。)^o^(

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016
感想投稿日 : 2016年8月26日
読了日 : 2016年8月26日
本棚登録日 : 2016年8月26日

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