竹の民俗誌: 日本文化の深層を探る (岩波新書 新赤版 187)

著者 :
  • 岩波書店 (1991年9月20日発売)
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[ 内容 ]
日本人にとって最も身近な植物のひとつである竹。
日常生活に欠かせなかった竹箒や篭、箕などの竹細工の技術は、先住民である山の民によって伝承されてきた。
竹にまつわる神話や『竹取物語』などは、ヤマト朝廷によって抹殺されたもうひとつの日本歴史を暗示する。
各地に残る竹の民俗をたどり、日本文化における「聖」と「賎」の深層を探る。

[ 目次 ]
第1章 竹をめぐる思い出
第2章 竹の民俗・その起源と歴史
第3章 民衆の日常生活と竹器
第4章 日本神話と先住民族・隼人
第5章 『竹取物語』の源流考
第6章 竹細工をめぐる〈聖〉と〈賎〉

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岩波新書
感想投稿日 : 2011年4月28日
読了日 : 2011年4月28日
本棚登録日 : 2011年4月28日

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