[ 内容 ]
侵略戦争の反省に立ち、戦争放棄、戦力不保持を謳った憲法九条。
軍事化を目指す政府によって常に「形骸化」の危機に曝される一方、この理念を生かそうとする市民の行動は、日本が戦争加害者となることに抗し続けてきた。
数々の出来事や人びとを丹念に取材し、改憲の動きが具体化するいま、九条があることの意味を改めて問う。
[ 目次 ]
プロローグ 元国防族のレジスタンス
第1章 非戦国家の再軍備―一九四五~一九五四年
第2章 反戦の民衆を支えた九条―一九五五~一九六三年
第3章 広がる九条の「世界」―一九六四~一九七七年
第4章 沖縄 届かぬ九条
第5章 右傾化に抗して―平和市民の登場―一九七八~一九八九年
第6章 危機の一〇年1―一九九〇~一九九二年
第7章 危機の一〇年2―一九九三~一九九九年
第8章 「どこへ行く?」―二〇〇〇年~
エピローグ 国際社会と九条―国家中心の安全保障観から市民中心の創る平和主義へ
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[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2011年5月16日
- 読了日 : 2011年5月16日
- 本棚登録日 : 2011年5月16日
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