創氏改名: 日本の朝鮮支配の中で (岩波新書 新赤版 1118)

著者 :
  • 岩波書店 (2008年3月19日発売)
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[ 内容 ]
一九四〇(昭和一五)年に朝鮮で実施された創氏改名は、単に朝鮮人の名前を日本人風に変えさせたものとして理解されることが多いが、実は複雑で多様な政策であり、同化と差異化という日本の植民地支配の特徴をよく表わすものでもあった。
そのねらいは何だったのか。
実施過程を検証するとともに、朝鮮社会に何をもたらしたかを考える。

[ 目次 ]
序章 何が問題となっているか
第1章 創氏改名まで
第2章 創氏実施と強制の実態
第3章 批判・抵抗と取締り
第4章 創氏改名における差異化
第5章 創氏改名の諸相
第6章 創氏改名がのこしたもの

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岩波新書
感想投稿日 : 2011年4月24日
読了日 : 2011年4月24日
本棚登録日 : 2011年4月24日

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