[ 内容 ]
石川県金沢とその近くで同年に生まれ、第四高等中学校で同級生だった鈴木大拙(一八七〇‐一九六六)と西田幾多郎(一八七〇‐一九四五)。
本書はその二人の友情と交流を軸に、禅でつながり、近代日本を創建した明治の青春群像を、日記・書簡や証言等を引きながら丹念に描いた心温まる評伝である。
これから西田と大拙を読む人の入門書としても格好の書。
[ 目次 ]
序章 ある墓所の物語
第1章 幾多郎、貞太郎たちの青春
第2章 上京―旅立つ若者たち
第3章 禅、海を渡る
第4章 門に立つひとびと
第5章 在アメリカ
第6章 三井集会所
第7章 憂いの大正時代
第8章 冬から春へ
終章 世界を駆ける
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
岩波現代文庫
- 感想投稿日 : 2014年10月26日
- 読了日 : 2014年10月26日
- 本棚登録日 : 2014年10月26日
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