宗教VS.国家 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2007年1月19日発売)
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[ 内容 ]
権力をめぐって対峙するカトリック教会と“共和派”の狭間で、一般市民は、聖職者は、女性たちは何を考え、どう行動したか。
『レ・ミゼラブル』などの小説や歴史学文献を読み解きながら、市民社会の成熟してゆくさまを目に見える風景として描き出す。

[ 目次 ]
第1章 ヴィクトル・ユゴーを読みながら(文化遺産としての『レ・ミゼラブル』;ユゴーは神を信じていたか ほか)
第2章 制度と信仰(「市民」どあることの崇高な意味;ナポレオンの「コンコルダート」 ほか)
第3章 「共和政」を体現した男(第三共和政の成立;ジュール・フェリーと環境としての宗教 ほか)
第4章 カトリック教会は共和国の敵か(噴出する反教権主義;コングレガシオンへの「宣戦布告」 ほか)

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 講談社現代新書
感想投稿日 : 2010年12月14日
読了日 : 2010年12月14日
本棚登録日 : 2010年12月14日

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