[ 内容 ]
人の住む近くにはものやたま(スピリットやデーモン)がひそむ。
家や土地につくそれら悪いものを鎮めるために主は客神(まれびと)の力を借りる。客神至れば宴が設えられ、主が謡えば神が舞う。
藝能の始まり。著者は、時を遡って日本藝能発生の直の場面に立ち合おうとするかのようだ。
表題作「六講」に加えて名編「翁の発生」を収録。
著者の提示する「発生学風」の方法こそ近代学問の限界を突破する豊穰なエクリチュール。
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
講談社学術文庫
- 感想投稿日 : 2014年11月7日
- 読了日 : 2014年11月7日
- 本棚登録日 : 2014年11月7日
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