[ 内容 ]
理性優位の時代に、科学は、また宗教は、人間の生といかに係わっていくのか。
本書は、中世最大の思想家トマス・アクィナスの理性と信仰の総合へ向かう思索の軌跡を、伝記や『神学大全』等の著作に拠りつつ論証する。
「恩寵は自然を破壊せず、むしろこれを完成する」というトマスのテーゼに、21世紀への解が示される。
[ 目次 ]
1 トマスの思想(日本におけるトマス;思想史におけるトマスの位置 ほか)
2 トマスの生涯(幼少年時代;ナポリの大学とドミニコ会 ほか)
3 トマスの著作(著作の分類と解説;トマス著作集)
4 トマスとトミズムの歴史(トマス没後五十年;近世初期におけるトミズム ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
講談社学術文庫
- 感想投稿日 : 2014年11月1日
- 読了日 : 2014年11月1日
- 本棚登録日 : 2014年11月1日
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