老いのかたち (中公新書 2053)

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年4月1日発売)
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[ 内容 ]
昭和一桁生まれの作家が、自らの日常を通して“現代の老いの姿”を探る。
同級生の葬儀を同窓会になぞらえ、男女の老い方の違いに思いを馳せ、「オジイチャン」と呼ばれて動揺、平均余命の数字が気にかかり―。
冷静な観察眼と深い内省から紡がれる、珠玉のエッセイ五六篇を収録。

[ 目次 ]
1 病気待ちの列(父という時計;自然に老いていくには? ほか)
2 友を送る―これも同窓会(時間ないのは僕なのに;追い抜き、追い抜かれ ほか)
3 老い遅れに気をつけて(歳を取れなくなった時代;一つ拾い、一つこぼす ほか)
4 「普通高齢者」がイチバン(平均余命で数字遊び;生命の灯が点るのも病院 ほか)
5 “冷や水”とのつきあい方(二度こぼしても―失敗を恐れずに;ヒガミとアキラメ ほか)

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : 2011年4月6日
読了日 : 2011年4月6日
本棚登録日 : 2011年4月6日

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