言葉と戦車を見すえて (ちくま学芸文庫 カ 13-3)

著者 :
制作 : 小森陽一  成田龍一 
  • 筑摩書房 (2009年8月10日発売)
4.38
  • (8)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 129
感想 : 5
3

[ 内容 ]
「プラハの春」を弾圧するためにソ連軍戦車がチェコの首都に侵入した1968年の事件についての鮮やかな論評「言葉と戦車」を中心に、1946年の「天皇制を論ず」から2005年の「60年前東京の夜」まで、著者が何を考えつづけてきたかを俯瞰できる27の論稿群を集成。
たんなる学究の徒の貌ではなく、現実の政治と社会に対する透徹した思考と強靱な思想が屹立する。
全篇発表時の初出より収録。

[ 目次 ]
天皇制を論ず
逃避的文学を去れ
知識人の任務
日本文化の雑種性
雑種的日本文化の課題
天皇制と日本人の意識
西欧の知識人と日本の知識人
戦争と知識人
日本の新聞
安保条約と知識人
言葉と戦車
ベトナム 戦争と平和
わが思索わが風土
危機の言語学的解決について
軍国主義反対再び
遠くて近きもの・地獄
教科書検閲の病理
『加藤道夫全集1』読後
「過去の克服」覚書
再説九条
戦後五十年決議
原爆五十年
「心ならずも」心理について
サラエヴォと南京
また9条
60年前の夜

[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ちくま学芸文庫
感想投稿日 : 2014年11月21日
読了日 : 2014年11月21日
本棚登録日 : 2014年11月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする