英語はいらない (PHP新書 136)

著者 :
  • PHP研究所 (2000年12月1日発売)
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[ 内容 ]
「言語」は、ときに国をも破壊する恐ろしい力を持つ。
「英語公用語論」まで叫ばれているが、経済大国となった日本に、外国語を公用語とする必要はない。
また、一生かかっても英語の完全習得は不可能。
むしろ勉強すればするほど、日本語や他言語への関心が薄れてしまう等、失うものが多くなる。
ゆえに日本人には「英語はいらない」。
今後求められるのは、英米語ではない「新しい英語(Englic)」の使用と日本語の国際普及であると著者は主張。
昨今の英語礼賛に警鐘を鳴らし、真の国際交流を可能とする方法を提案する。

[ 目次 ]
序章 金力政治から言力政治へ
第1章 英語の怖さを知らない日本人
第2章 言語はどのように国際語となるか
第3章 日本人に英語はいらない!
第4章 英語を学ぶ資格ありますか―英語学習者のための国際常識
第5章 新国際語・イングリック入門
第6章 真の国際人になるために
第7章 日本はなぜ言語的に孤立しているのか
第8章 英語よりもなぜ日本語か
第9章 どうする?国際化時代の英語

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: PHP新書
感想投稿日 : 2011年4月22日
読了日 : 2011年4月22日
本棚登録日 : 2011年4月22日

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