あの演説はなぜ人を動かしたのか (PHP新書 632)

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  • PHP研究所 (2009年10月16日発売)
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[ 内容 ]
すぐれた演説・スピーチには、人の心を揺さぶり、歴史を動かし、世界を変える力がある。
小泉純一郎の郵政解散演説、オバマの民主党大会史上最高の演説、ブッシュが九〇%超の支持率を得た九・一一演説、キング牧師の「私には夢がある」演説…。
こうした名演説には、必ずといっていいほど使われている手法がある。
伝えるべきメッセージを、「人類共通の感動のツボ」を突くようなストーリーに託して語っていたのだ。
ストーリーテリングの専門家が、ビジネスにも有効なスピーチの法則を、具体例をあげて明らかにする。

[ 目次 ]
はじめに-人を動かした演説には共通の法則がある
第1章 小泉純一郎郵政解散演説-その後四年間の日本を変えた歴史的演説
第2章 田中角栄ロッキード選挙演説-逆境の時にこそ底力を発揮する角栄節
第3章 バラク・オバマ二〇〇四年民主党全国大会基調演説-演説の力で一夜にしてライジング・スターに
第4章 ジョージ・W.ブッシュ9・11直後の演説-低支持率から一気に支持率九〇%へ
第5章 ジョン・F.ケネディ大統領就任演説-名演説はリンカーンを徹底的に研究して生まれた
第6章 フランクリン・ルーズベルト大統領就任演説-たった十数分の演説で絶望していた国民に希望の灯を
第7章 マーティン・ルーサー・キング,ジュニア「私には夢がある」演説-オバマも真似た二十世紀を代表する名演説

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: PHP新書
感想投稿日 : 2011年4月21日
読了日 : 2011年4月21日
本棚登録日 : 2011年4月21日

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