[ 内容 ]
CFDとは「Contract For Difference」の略で、証拠金を担保に売買の「損益差額」だけをやりとりする取引のこと。
「差金決済取引」とも呼ばれる。
本場イギリスでは、株式取引の4割がCFD関連といわれるほどの人気を博している。
「証拠金」と聞くと、個人投資家に人気のFX(外国為替証拠金取引)を思い浮かべる人もいるだろう。
実際のところ、大きな仕組みはFXとほとんど変わらない。
CFDは“FXの証券・先物版”といえる。
本書は「入門書」として、初心者でも実践しやすい「サヤ取り戦術」を紹介している。
また、その“土俵”となるCFDそのものを理解してもらうことが最も重要なため、さまざまな視点から商品性について紹介した。
CFDは取扱会社によって細かな部分で“仕様”が異なるため、複雑な印象を投資家に与えがちだ。
しかし、本書から概要とその“歩き方”をつかめば、この新しい金融商品を利用した、さまざまな運用戦術を考案できるだろう。
[ 目次 ]
第1章 CFDが開く可能性(CFDとは;10の視点;CFDの仕組み)
第2章 既存商品との比較(個別株とCFD;株価指数とCFD;商品とCFD;債券とCFD)
第3章 実践にあたって(考慮すべきリスク;注文方法;まとめ)
第4章 グローバルマクロでCFDサヤ取り(対象銘柄の選び方;売買のタイミング;景気サイクルによるCFDサヤ取り)
付録 主要CFD会社の銘柄リスト(2009年11月現在)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
- 感想投稿日 : 2010年8月10日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年8月10日
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