[ 内容 ]
ごく最近まで、マヤはつねに好奇の眼で見られ、ミステリアスな「謎の文明」とされてきた。
20世紀後半から事態は一変、考古学と関連諸科学による学際的な研究が組織され、「謎」に科学のメスが入った。
旧大陸とは異なった神殿ピラミッド、王権、そしてマヤ文字、農業体系…。
さらに、マヤは大きな地域差を有した「石器の都市文明」であったということが解明された。
この古代マヤの全容を通史として、わが国を代表する若きマヤ研究者が、100枚を越える豊富な図版を駆使して「新しいマヤ文明観」をいきいきと描く。
[ 目次 ]
第1章 「都市なき文明」から「石器の都市文明」へ
第2章 マヤ文明の起源―先古典期マヤ文明
第3章 古典期マヤ文明の王権と初期国家群の発達
第4章 「石器の都市文明」を支えた「技術」
第5章 古典期マヤ都市の盛衰
第6章 コパン、アグアテカの事例にみる「石器の都市文明」
第7章 マヤ低地南部の「古典期マヤ文明の衰退」とマヤ低地北部の全盛
第8章 後古典期マヤ文明とスペイン人の侵略
第9章 マヤ文明と現代世界
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[ 参考となる書評 ]
- 感想投稿日 : 2010年6月12日
- 読了日 : 2010年6月12日
- 本棚登録日 : 2010年6月12日
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