他者のユマニスム (叢書言語の政治 6)

  • 水声社 (1990年4月1日発売)
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[ 内容 ]
フッサール現象学から出発しハイデガー存在論へと向かいながら、その極点において、《倫理》の問題へと転回し、今日のフランス哲学のうちに、まったく独自な、反存在論的な、切迫した《倫理》の哲学を打ち立てた著者が、この反ユマニスム的な時代にあって、自由な《主体》のユマニスムではなく、もうひとつの別のユマニスム、《他なるもの》のユマニスムの可能性を根源的に追求する。
小著ながら、著者の困難な思考の精華を凝縮した、レヴィナス哲学への最良の入門書。

[ 目次 ]
序文
意義と意味
人間主義と無―始源
同一性なしに

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 叢書 言語の政治
感想投稿日 : 2010年8月1日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年8月1日

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