囲碁の力 (新書y 72)

著者 :
  • 洋泉社 (2002年10月1日発売)
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[ 内容 ]
仙人もたしなみ、時に憂さを忘れさせ、言葉なしで人と通じ合い、斧の柄が腐るのにも気づかぬほど人を夢中にさせる…と言われる、囲碁とはいったい何か―。
『ヒカルの碁』で若いひとにもブームを呼んでいる囲碁だが、意外にも囲碁の輪郭を伝えるガイドブックが少ないことに気づく。
本書は、専門棋士の立場からではなく初心者のこころに通じる観戦記者という立場から「打つ」「知る」「考える」というキーワードで囲碁のルール説明から、古今東西の囲碁の歴史やエピソード、さらには囲碁界が直面する問題まで、たっぷりと紹介する。
わかりやすく、面白く、ためになる、まったく新しい囲碁入門書。

[ 目次 ]
第1章 囲碁を打つ(囲碁の別称、別名 盤上は宇宙空間 碁盤と碁石の美 ほか)
第2章 囲碁を知る(中国から日本へ 王朝文化の華やぎとともに 紫式部と囲碁 ほか)
第3章 囲碁を考える(棋士という職業 世界に広がる囲碁 女はどこまで強くなれるか ほか)

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 洋泉社新書y
感想投稿日 : 2010年6月29日
読了日 : 2010年6月29日
本棚登録日 : 2010年6月29日

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