「人間に見出されたもので、ダダにこきおろされなかったものはない」徹底的な否定は自己否定に到らざるを得ぬ。「超越の内在化」という、言語表現ひいては自己意識そのものに由来する自己関係的な"矛盾"を抱えながら、とにかく彼らは声を発した。なぜ沈黙しなかったのだろう。それが分からぬ。
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カテゴリ:
ドイツ文学
- 感想投稿日 : 2011年3月26日
- 読了日 : 2008年6月12日
- 本棚登録日 : 2011年3月26日
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