花―他二篇 (1953年) (岩波文庫)

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世紀末ウィーンを代表する作家シュニッツラー(1862-1931)の短編三話。

「花」憂愁を湛えた恋慕の幻惑がこの上なく美しい。この男、ときどき醒めたようなことを云っているけれど、やっぱりロマンチストなのだね、好きだ。「死人に口なし」女というのは、最後の最後で、強かなものなのかしらん。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ドイツ文学
感想投稿日 : 2011年3月27日
読了日 : 2010年4月18日
本棚登録日 : 2011年3月27日

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