世紀末ウィーンを代表する作家シュニッツラー(1862-1931)の短編三話。
「花」憂愁を湛えた恋慕の幻惑がこの上なく美しい。この男、ときどき醒めたようなことを云っているけれど、やっぱりロマンチストなのだね、好きだ。「死人に口なし」女というのは、最後の最後で、強かなものなのかしらん。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドイツ文学
- 感想投稿日 : 2011年3月27日
- 読了日 : 2010年4月18日
- 本棚登録日 : 2011年3月27日
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