「我々にとって現実といふのは或る状況を紛れもなくそこにあるものと認めたその状況であって時間の観念が失はれた状況は現実であり得ず、そこで認めるべきものが凡て意識のうちで一つのものをなすことで時間がたつて行くことも明かになる。……」<br><br>観念的な内容だけど面白いです。ちなみに著者は、昭和の政治家で総理大臣にもなった吉田茂の息子。
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カテゴリ:
近代文学
- 感想投稿日 : 2007年7月16日
- 本棚登録日 : 2007年7月16日
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