新自由主義に転換する前の体制という比較的な視点で読む。いわゆるフォーディズム・トヨティズム。しかし、この頃からすでに季節工、臨時工など、雇用の流動化が始まっている。組合が資本の側に取り込まれている様が書かれている。著者とその他の労働者が連帯しているところにまだ希望を感じる。今は、と考えると、孤立化され自己責任が内面化された新自由主義体制のもとで、Amazonやウーバーイーツの組合ができていることに、もっと注目しなければならないと感じる。
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- 感想投稿日 : 2022年11月20日
- 読了日 : 2022年10月28日
- 本棚登録日 : 2022年10月28日
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