屍の聲 集英社文庫

著者 :
  • 集英社 (1999年9月17日発売)
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本棚登録 : 200
感想 : 23
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相変わらず不気味な小説を書く作家。舞台は四国か。土臭い闇の世界がよぎる坂東のホラーは他の者の追随を許さない。短編集だがテーマとして共通しているのは“迷信”“ことわざ”“いいつたえ”など。これもおどろおどろしい雰囲気をかもしている。中でも、猫が死者を跨ぐと死者が生き返る、何ていうのは本当にあるようで恐い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月26日
読了日 : 1999年10月30日
本棚登録日 : 2021年1月26日

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