冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)

著者 :
  • 講談社 (2004年6月8日発売)
3.73
  • (247)
  • (333)
  • (426)
  • (40)
  • (8)
本棚登録 : 2156
感想 : 301
4

辻村深月第三弾。

ミステリーというよりホラーじゃないか!怖いよ!

登場人物と作者の名前が一緒だから『ダレン・シャン』思い出した。
前半は雪の描写は多かったからイメージがずっと雪がまとわりついていた。
景子の話し方に違和感を感じたけど慣れた。多分ラノベだったらそんなことないんだろうけど話し方でキャラを作っている感じが否めない。

自分も受験生の時に学校の窓から降る雪を眺めたことがあるので情景が想像しやすかった。受験生の時にこれを読んでいたらもっと登場人物たちに共感して楽しめたと思う。今と違う感じ方ができたんじゃないかな。
あの中で自殺した人が誰なのか全く読めない。無意識であの空間を作ったのか、意図的に作ったのか。そして榊先生は今後登場するんですかね。

一番怖かったのは清水さんが実際にあった怪奇現象について説明する箇所。あれってこっちの現実でも実話なの?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年2月22日
読了日 : 2013年2月22日
本棚登録日 : 2013年2月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする