スヌーピと仲間たちの心と時代: だれもが自分の星をもっている

著者 :
  • 講談社 (1995年9月1日発売)
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本棚登録 : 62
感想 : 5
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漫画を紹介しながら、スヌーピーに描かれている様々な人生の機微やアメリカらしさなどを解説する一冊。この著者の解釈はいつも「なるほど~」と思えることが多くて気に入っている。
スヌーピーの漫画は、ただ読むだけでも楽しいし、かわいくて大好きなのだけれど、「アメリカではこんな文化があるのでこんな行動をしている」とか「英語のこの表現は大人びた言い方で、それをチビッ子が使っているところが味わい」といった注釈は、知れば知るほど面白い。
あまりあからさまではなく、しかし鋭く風刺をしている話も沢山登場し、今の日本の政治家に見せてやりたい!と思えるものも。
こんなユーモアのセンスがあったら、毎日の腹立たしいこともきっと、粋に笑い飛ばしてしまえるだろうに。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 音楽・アメリカ・ヨーロッパ
感想投稿日 : 2013年2月3日
読了日 : 2013年1月10日
本棚登録日 : 2013年2月3日

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