いわゆるアストロバイオロジーについて、
一人の著者が全体を見渡して書いた本は、
そう多くはありません。
そういった意味では貴重な書籍の一つです。
とはいえ、著者は惑星科学者。
生物学分野の内容がそこまで深く取り扱われているわけではありません。
著者の松井氏はなかなか個性的な人物で、
内容も、彼独特の哲学が感じられます。
とはいえクセのある文章ではないので読みやすいでしょう。
アストロバイオロジーは、まだ定説と呼べるものが少ない分野。
いろいろな研究者の著書を読むことは大切です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生命科学
- 感想投稿日 : 2014年3月25日
- 読了日 : 2014年3月21日
- 本棚登録日 : 2014年3月13日
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