孤高の史家とでも云えばいいか。岡田英弘師の視点は権威に縛られない。世界史的状況から「日本」以前の「倭国」を述べるならこうなるだろうという点において、実証的かつ説得的だ。しかもその内容は、我々の常識とされている「日本史」と乖離しているので、衝撃的でもある。聖徳太子は存在しない、とは!
しかし高校の教科書よりもより納得できるのだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2009年11月3日
- 読了日 : 2009年11月3日
- 本棚登録日 : 2009年11月3日
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