ローマ・ロシア連合と、学園都市・イギリス連合との戦いという構図が固まりつつある中、イギリスとフランスを結ぶユーロ・トンネルが爆破されるという事件が起こります。事件に魔術師が関係しているらしいと睨んだイギリスでは、インデックスとその保護者である上条を呼び寄せます。
イギリスへ向かう途上、上条たちが乗った飛行機がハイジャックされることになりますが、上条の活躍とステイルの協力によって事件は解決されます。無事にイギリスに着いた上条とインデックスは、イギリスの王党派、清教派、騎士派の代表者が一堂に会する会議に出席することになります。しかし、彼らは知らなかったのですが、ちょうどこのときイギリス内部でクーデターの計画が実行に移されつつあったのです。
今回は事件の前編なので仕方がないのかもしれませんが、説明がやたらと多くてストーリーに動きが乏しく、これといって目を引くところはないように感じました。大覇星祭編で上条たちと戦ったオリアナ=トムソンや、女子寮のオルソラ=アクィナス、シェリー=クロムウェル、アニェーゼ、ルチア、アンジェレネなど、以前登場したキャラクターが久しぶりに動いている姿が見られるのが、この巻の見どころといえば見どころかもしれません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2014年7月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年7月21日
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