とある魔術の禁書目録(17) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2009年3月10日発売)
3.70
  • (66)
  • (95)
  • (126)
  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 1726
感想 : 39
2

ローマ・ロシア連合と、学園都市・イギリス連合との戦いという構図が固まりつつある中、イギリスとフランスを結ぶユーロ・トンネルが爆破されるという事件が起こります。事件に魔術師が関係しているらしいと睨んだイギリスでは、インデックスとその保護者である上条を呼び寄せます。

イギリスへ向かう途上、上条たちが乗った飛行機がハイジャックされることになりますが、上条の活躍とステイルの協力によって事件は解決されます。無事にイギリスに着いた上条とインデックスは、イギリスの王党派、清教派、騎士派の代表者が一堂に会する会議に出席することになります。しかし、彼らは知らなかったのですが、ちょうどこのときイギリス内部でクーデターの計画が実行に移されつつあったのです。

今回は事件の前編なので仕方がないのかもしれませんが、説明がやたらと多くてストーリーに動きが乏しく、これといって目を引くところはないように感じました。大覇星祭編で上条たちと戦ったオリアナ=トムソンや、女子寮のオルソラ=アクィナス、シェリー=クロムウェル、アニェーゼ、ルチア、アンジェレネなど、以前登場したキャラクターが久しぶりに動いている姿が見られるのが、この巻の見どころといえば見どころかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年向けライトノベル
感想投稿日 : 2014年7月21日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年7月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする