斉藤は、NICUから小児科へと移ることになり、もっとも逼迫している医療現場の実態を知ることになります。そんな現場で、日々子どもたちと向き合い続けている指導医の安富の姿を見ることになります。
次に斉藤は、ガン患者たちの治療に当たっている第4外科に移ります。そこで彼は、迫る死の苦しみに直面している患者たちに対してどのように接すればよいのかという、答えのない問いに悩まされることになります。
ここで主人公が直面する問題は、2人に1人がガンに罹ると言われている今の日本では、誰にとってもけっして無縁ではありえないように思います。本作で著者は、主人公にどのような選択をさせることになるのか、続きが気になります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
青年コミック
- 感想投稿日 : 2017年6月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年6月11日
みんなの感想をみる