げんしけん 二代目の六(15) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社 (2013年12月20日発売)
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本棚登録 : 730
感想 : 30
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波戸くんがBL趣味をやめるといいだし、現視研のメンバーたちのあいだに微妙な空気がただよいはじめます。その一方で、矢島の波戸に対する気持ちも明確になって、なんだか急にドロドロしてきました。

笹原妹が持ち前のウザさを発揮して事態を引っかきまわし、純朴な波戸くんが翻弄されるという展開がお定まりとなってきた印象です。スーとアンジェラの二人はとことんマイ・ペースで、肝心の斑目は、ハーレムの主の座にいながらいっこうに冴えないままといったところでしょうか。初代の咲のように状況を見通せるキャラクターがいないためか、ストーリーの振幅が大きいように感じられます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年コミック
感想投稿日 : 2021年2月15日
読了日 : -
本棚登録日 : 2021年2月14日

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