神風怪盗ジャンヌ 6 (りぼんマスコットコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2000年6月15日発売)
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本棚登録 : 1287
感想 : 24
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過去にタイム・スリップしてしまったまろんは、ジャンヌ・ダルクが悪魔に操られた人びとによって火刑に処される場面に遭遇します。死にゆくジャンヌはまろんに力を託し、まろんはジャンヌに変身することができるようになります。

こうしてまろんは、彼女の帰りを心配して待っていた稚空たちの待つ現在へ戻ってくることになります。その後は、まろんに気持ちを伝えることを決意した水無月のエピソードや、悪魔に取り憑かれて稚空と交際を始めた都のエピソードなど、まろんの周囲の人びとの人間関係の変化が描かれていきます。

いよいよ残すところあと1巻ということで、水無月や都といったサブキャラクターたちの揺れ動く心に、決着がつけられています。やや駆け足のきらいはありますが、おおむね落ち着くべきところに落ち着くような展開になっており、広げたストーリーをきれいにたたんでいく手際は見事です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女コミック
感想投稿日 : 2014年12月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年12月12日

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