文化祭に向けて映画の制作に乗り出した淳平は、綾にヒロイン役を引き受けてほしいと頼みます。最初は拒んでいた綾でしたが、プールでおぼれていたところを淳平に助けられるという事件がきっかけとなっ、自分のために力を尽くす淳平に彼女のほうも協力したいと考えるようになります。
こうして淳平たちは、天地の別荘で合宿をおこなうことになります。小宮山とちなみが交際をはじめるという思いもかけない出来事を挟みつつ、淳平にも綾やさつき、それに合宿に参加することになったこずえとのあいだでさまざまなハプニングに見舞われ心を揺さぶられることになります。
天地が本気を出したことですこしストーリーがシリアス度を増したかと思ったのですが、あいかわらずの展開です。天地も綾を奪い取るために姑息なことをやっているようでは、とうてい淳平の真のライヴァルになりえませんし、全体的に緊張感を欠いた展開になってしまっているように感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
少年コミック
- 感想投稿日 : 2018年7月28日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年7月28日
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